【ポケパララスチャレ使用構築】雪晴れ兼用カイナドラン

 こんにちは、てるこです。本記事はポケモンパラレルアリーナでラストチャレンジで使用して4勝2敗オポネント落ちとなった構築の記事となっています。

 似た構築を共有したしらす(Shirasu075pok)はむしゃオフで3勝3敗と残念な結果になってしまったことから、僕以外が使うとあまり強くないとは自覚しておりますが誰かの参考になればと思って書かせていただく運びになりました。

 この構築を使うことになった経緯がわかりやすく理解できるように書きましたので、そこまで珍しくないとは思いますが興味を持って読んでいただけると嬉しいです。

 

以下常体

1.構築経緯

1.1 雪+おいかぜ展開の決定、仮組みまで

 まずポケモンパラレルアリーナに向けてまず食わず嫌いしてたトルネロスを使おうと考え、色々なおいかぜ構築を使ってみたところあまり自分には合わず荒れていたら、さとるんごからDMで構築が送られてきて試しに使ってみたところかなり扱いやすかったので雪+トルネランドを軸にすることを決定。

 雪に関しては7月からずっと擦っており、理解度は高いほうだと思ったのと、強者に勝つには多少の上触れ要素も必要だと考えたからだ。

 この時点でランドロスは地面技のリーチが格段に伸びる地面テラスでの採用となった、地面テラスタルなら中耐久のポケモンを1~2発で倒すことができ、相手に想定外の火力を押し付ける事ができるのが何より強力だと感じた。飛行テラスも岩テラスも微妙だというのが個人的な見解だったのでこのテラスを選択した。(決してテラピースが足りなかったわけではない)

 雪を使う上でかならず課題になるのが、ヒードランだと考えた。テラスタルを切られたら確実にランドロスの技は耐えられてしまうのに加え、返しのねっぷうが少し痛く無条件でユキノオーを突破してくるので対策は必須だと考えた。テラスタルまで考慮すると1匹のポケモンで対策するのは難しく、強力なポケモンだと思ったので炎と鋼を受けれるヒードランを採用した。

 さとるんごの原案ではマグマストーム鉄壁型だったが、本人リスペクトでトルネロスにはにほんばれを入れヒードランは熱風型にすることで相手の天候パに対して交代以外でも抗えるようにした。

 以上の経緯から以下の5匹から構築を組み始めた。

 試してみるとにほんばれ+ねっぷうでの制圧力+地面テラランドのスイープ性能の噛み合いに加えて、雪でサーフゴーを釣ってヒードランで倒すなどの立ち回りができることから、戦術の範囲も広くBO3向けだと思った。

 ここまでで物理アタッカーが少ないが最後の1匹が上手く噛み合えばどんな構築にも頑張れば勝てると考え、汎用性が高い物理アタッカーを探した。

1.2 ユキノオー+αを軸に、補完枠の選定

 最初の仮組みではユキノオー+フリーザーをセットで基本選出に組み混むことが難しく、ユキノオーを単体で選出しヒードランの耐久をオーロラベールで補助するなどの選出が出来たほうが強いと考えフリーザーはサブ選出とした、その際に相手の水ウーラオスがかなりキツいことからウーラオスを採用していたが、友人に構築の相談をしているときにオーロラベール+氷範囲+ねこだましが強いと聞き、テツノカイナを採用した。ここまででキツいサーフゴーとヒスイウインディを見ることが出来ていて強力だと感じ、この6匹での使用を決定した。

 ここまでで見た目はおいかぜスタンに雪を組み込んだように見えると思うが実はこの構築は追い風を打つことは少なく、テツノカイナやヒードランなどの高耐久を生かした対面構築となっていった。

個別解説

個別解説の時にパーティ画像貼ってくれる人好き

フリーザー@ひかりのこな

性格:控えめ

テラス:こおり

実数値:197(252)-x-120-161(252)-145-106(4)

技構成:ふぶき/フリーズドライ/はねやすめ/ぜったいれいど

調整意図:HC→他に振るところがなため特化 残りS

 本構築のメインアタッカーになっているポケモン。炎オーガポンが若干減少したことから少し動きやすくなっていてふぶきの試行回数を稼ぐことができる。ぜったいれいどは当日は4回打ったが2回あたってくれてまあまあ良かったと思う。テラスタイプの氷は持ち物がひかりのこなな以上火力を上げる手段がないと厳しいと考えているので必須だと考えてる。

ユキノオーゴツゴツメット

Shiny Sprite

性格:控えめ

テラス:水

技構成:ふぶき/リーフストーム/まもる/オーロラベール

実数値:195(236)-x-104(68)-148(180)-106(4)-83(20)

調整意図:HB→A182ウーラオスインファイトを雪下で確定耐え、A200ウーラオスインファイトを68.75%で耐え S→ちょい振り(追い風下で最速100族と同速) C→あまり

 本構築の司令塔。後述するテツノカイナと並べてのオーロラベールからの展開が天候技が入っていないトルネロスに強く、リーフストームでの水タイプへの高打点も強力だった。テラスタイプはドラゴンや炎など色々試したが、前述した通り炎オーガポンが少ないという予想で水にして持ち込んだが正解だったと思う。

 (S実数値を1上げるとおいかぜ下で最速100族を抜くことができるのでCを削った方がいいと思う。自分はそれに気づいていたのにも関わらず努力値を振り直すのがめんどくさくて上げなかった。)

ヒードラン@オボンのみ

Normal Sprite

性格:控えめ

テラス:フェアリー

技構成:ねっぷう/ラスターカノン/まもる/だいちのちから

実数値:195(228)-x-126-198(236)-126-103(44)

調整意図:C→11n S→おいかぜ下で最速135族抜き(ひろきんぐさんの調整を拝借)

liberty-note.com

 雪パーティが苦手な鋼タイプやヒスイウインディの処理を担当する。地面4倍弱点のポケモンは軒並みフェアリーテラスタルが多く、ラスターカノンとの択を押し付けられるのが強かった。当日は同族でのS勝負は全部勝ったが練習段階は負けてることも多かったのでもう少し降ったほうが強いと思う。

トルネロスきあいのタスキ

Normal Sprite

性格:臆病

テラス:ゴースト

技構成:こがらしあらし/にほんばれ/まもる/おいかぜ

実数値:155(4)-x-90-177(252)-100-179(252)

調整意図:CS→襷なので特化

 こがらしお祈りポケモン。ラスチャレでは全部当ててくれた。襷型以外も試したがこの構築には襷を持たせたいポケモンがいないのに加えて火力と素早さを両立したいと考えた。当日はにほんばれを1回も打たなかったが水タイプの牽制になっていたかもしれない。

ランドロスこだわりスカーフ

性格:陽気

テラス:地面

技構成:じしん/いわなだれ/とんぼがえり/じだんだ

実数値:167(20)-197(252)-111(4)-x-101(4)-154(228)

調整意図:S→11n スカーフ準速100族+2 HB→晴れ下でA200タイプ強化ウーラのすいりゅうれんだを確定耐え

 カイナ倒すポケ。地面テラじしんがよっぽど刺さりがいい時以外は出さない。ブーストエナジーのハバタクカミイーユイにもおいかぜと合わせて2匹まとめてワンパンすることもある。いわなだれはなんとかなれで打つことも。

テツノカイナ@とつげきチョッキ

 

Normal Sprite

性格:意地っ張り

テラス:水

技構成:かみなりパンチ/ドレインパンチ/ねこだまし/ヘビーボンバー

実数値:232(20)-206(220)-128-x-111(180)-81(84)

調整意図:明確な調整先はなし

 努力値振り間違えてるが最強ポケモン。ベールを張った時のバリューは最強。思ったより耐久がなくて悲しかったがハバタクカミは他のポケモンで倒せていたのでよかった。ヘビーボンバーの枠は諸説あって直前までは冷凍パンチの採用も検討していたので好みによると思う。僕のプレイスタイル的にボルトチェンジも入れたかったお気持ち。

選出

対トドロクツ

先発+

後発+

互角〜微不利くらい。相手のヒードラン(イーユイ)を早めに盤面からどかして氷技での一掃を狙っていきたい。

対トルネサーフ

先発+or

後発+

微不利〜不利。ヒードランががんばらないと勝てません。

当日のマッチアップ

(敬称略)

R1 くさーしー ○○

(悪)

R2 なざも ○×○

(水)

R3 けがわ ×○×

Stretch Form

R4 ごまあぶら ××

(水)

R5 がれきん ○○

R6 りつ ○○

(水)

 

これを見てもらえればわかると思うが、ヒードランはキツくない。フリーザーより基本遅い都合上被弾回数が多く、吹雪の氷と絶対零度の試行回数を稼げるからだ。

逆にめちゃくちゃ重いのはサーフゴーで、こいつを倒すのにめちゃくちゃ時間がかかる。特に水ウーラオスと一緒にいるタイプはほぼ無理で、交代でゴツメ触らせたりCダウンさせたりでがんばるしかない。

レンタルチーム,PokePaste

pokepast.es

スペシャルサンクス

・さとるんご…構築原案をくれて、いつでも相談に乗ってくれた。

・ルミナス…細かい部分の調整や、サポートをしてもらっていた。ラスチャレのときはほぼ毎試合ごとに連絡していたが全部返してくれて立ち回りを再確認し、安定して勝つことができた。

しらす…無限回育成代行してもらった。しらすがいなければこの構築組めてないのおもろい。

・歯茎…フレ戦相手として召喚。トルネサーフと当たらなかったけどおいかぜ軸に対する立ち回りは煮詰まった。

あとがき

いつも通りだったら余裕で負け越してたと思うので4-2は嬉しいけどオポ落ちはちょっと悔しかったです。ここまで読んでいただきありがとうございました!